猫室内飼いのメリットは?家猫と外猫の寿命や放し飼いのリスクについてご紹介

ひと昔前まで、猫をペットとして飼っている家は、放し飼いをしていることがほとんどでした。

 

私も小学生の頃に飼っていた猫は、家の中と外を自由に行き来していましたので、当たり前のことだと思っていました。

しかし、近年は「完全室内飼い」をしましょう。

と言われてきています。

 

今回は、猫を完全室内飼いにすることの大切さについてお伝えします。

猫の完全室内飼いのメリット

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猫が長生きするための1番の秘訣は「完全室内飼い」と言われています。

完全室内飼いをすることのメリットは、

 

  • 交通事故に遭わない
  • 感染症などの病気になりにくい
  • 外猫同士の縄張り争いに巻き込まれない
  • 迷子にならない
  • 外での糞・尿被害、発情期の鳴き声などで近所迷惑にならない
  • 人からの虐待被害に遭わない
  • 健康管理ができるので、長生きすることが出来る

 

デメリットには、運動不足になることや、元々外に出てた猫が外に出れなくなるストレス。

などがありますが、これらは飼い主が気をつけてあげれば解消できるので、デメリットよりもメリットの方が多いことが明らかです。

 

2005年から環境省では猫の室内飼いを推奨しています。

参考:環境省HP https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2711a/pdf/04.pdf

家猫と外猫の寿命は?

完全室内飼いの「家猫」、室内と外を行き来する「半外猫 」、外で生活する「外猫」では、平均寿命が異なります。

家猫の平均寿命は16歳、半外猫は13歳、外猫は5~10歳といわれています。

このように差が出るのは、猫が外に出たら、交通事故の危険性、猫同士のケンカなどで感染症にかかる危険性が高くなるからです。

放し飼いのリスクやデメリット

もし飼い猫を放し飼いにすると、交通事故に遭う危険性、ケンカで怪我をしたり、感染症にかかる危険性があります。

また、近所に糞尿をした。被毛が飛んでいる。発情期の鳴き声がうるさい。盗み食いされた。

など近所トラブルの原因ともなります。

このように放し飼いをすることで、飼い猫と飼い主に起こりうるリスクやデメリットも念頭に置きましょう。

まとめ

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縄張り意識が強い猫ですが、猫にとっての縄張りとは、自分に必要なものがあるスペースのことで、おもに快適なトイレと快適な寝床です。

条件さえ揃っていれば、狭くても室内で十分に幸せに暮らせます。

 

私の場合、幼少期に飼っていた猫が半外猫でしたが、家の中にはノミが大量発生していました。

家に帰ってきたら家中のノミ取りをしていた記憶があります。

猫用のトイレも家の中にはなかったので、外で糞尿をしていたのだと思いますし、近所の商店から盗み食いをして怒られたこともあります。

 

このようなことがあったので、私は猫を飼うと決めてからは、「完全室内飼い」を徹底することを決めていました。

 

飼い猫を「外猫」「半外猫」にしてしまうと、飼い猫が交通事故に遭ってないか、他の猫と喧嘩してないか、迷子になってないかと飼い主は心配になりますね。

 

狭い場所でも、猫にとって快適な空間を整えて、飼い主がコミュニケーションをたくさんとって愛情を注いであげると飼い猫は「幸せ」と感じることができます。

 

愛猫と末永く暮らすためには「完全室内飼い」を強くお勧めします。