愛猫の異常を早期発見する確認項目とは?「目編」3つのチェック項目

みなさんは猫ちゃんの健康チェックをされていますか?

目元の目ヤニや涙などは、飼い主さんが猫ちゃんの健康チェックで気になる上位チェック項目と言われています。

今回は猫ちゃんの目元に関するチェック内容を解説したいと思います。

目の異常をチェック!3つの確認事項

①目ヤニ

目ヤニの色が何色かを確認します。

目ヤニの色が茶色っぽければ普通の目ヤニ、白っぽいと外傷、涙が出ていればアレルギー性、粘っこい黄色、黄緑の目ヤニは猫カゼの可能性が考えられます。

※目元の毛が黒い猫ちゃんはパッと見た目、目ヤニが非常に分かりづらいので良く観察してあげてください。

また、猫カゼは命に関わるものが多いため、早急に動物病院に行くことをお勧めいたします。

特に子猫は抵抗力が弱い為、すぐに連れて行ってあげてください。

②涙

涙を流していた場合、角膜炎や結膜炎の可能性を疑いましょう。

これらの病気はホコリや細菌、ウイルスによって感染するもので、病院に行くと点眼液を処方されるかもしれません。

また、ずっと涙を流しているような場合は、涙管が狭くなっていたり、つまったりしている可能性があります。

これらは病院に行くと、涙管洗浄や点眼液を処方されたりします。

いずれにしても、放置するような事はせず、病院に連れて行ってあげてください。

③眼球

目頭付近には、眼球を保護する為の瞬膜と呼ばれる白い膜があります。

これは本来寝起きなどにたまに見られるくらいで、正常な目の筋肉運動をしていれば、常に見えることはありません。

瞬膜が出っぱなしになっている場合は、正常な筋肉の収縮運動ができなくなっている可能性がある為、外傷や感染症の可能性が考えられます。

こちらも放置せず、病院に連れて行ってあげてください。

目のお手入れで絶対に注意すること

上で説明した症状が起きている場合、病院に行くまでにお手入れをしてあげる必要があります。

その時の注意点として、決して人間の使うウエットティッシュは使用しないでください。

ウエットティッシュに付いているアルコールが症状を余計悪化させる可能性がある為です。

お手入れをする際は、ぬるま湯に浸した柔らかいコットンや布で優しく拭いてあげてください。

まとめ

みなさんいかがでしたでしょうか?

目ヤニや涙などはごく普通の生理現象のように考えてしまいますが、猫ちゃんにとっては重大な病気のサインかもしれません。

放っておくと増々悪化して治りにくくなる可能性がありますので、なるべく早く病院に連れて行ってあげてくださいね。