猫の夏バテ原因や症状は?熱中症対策やおすすめフード・グッズをご紹介

夏の気温が年々上昇していて全国的に厳しい暑さが続いています。

 

高温多湿のここ沖縄では、最高気温32度といっても、日中太陽が出ていると40度近くまで気温が上がり、室内も温度32度、湿度90%になります。

 

人間が夏バテしたり熱中症になるように、犬や猫にも夏バテや熱中症があります。

 

そのため、夏の暑い季節にはペットの夏バテ・熱中症対策が必須。

 

今回は、我が家の対策方法を紹介しながら、猫の夏バテ・熱中症についてお伝えします。

猫の夏バテ(熱中症)原因

猫はもともと砂漠出身のため、暑さには比較的強い傾向がありますが、自由に涼しい場所へ移動ができない閉め切った室内やケージ内、車内では熱中症になる危険性があります。

 

熱中症とは、高温な環境が原因となっておこる体調不良で、暑さによって体温調整が出来なくなってしまう機能障害のことをいいます。

 

猫は人間に比べると汗腺がとても少なく、発汗によって体温を調整することが出来ません。

 

そのため、熱中症は命を落とす危険性が高い病気です。

 

また、熱中症にはならなくても夏バテになることがあります。

 

夏バテとは、高温多湿の夏に身体が対応できずに、体調が良くない状態が長く続くことを言います。

 

室温が30度を超えてくると、夏バテや熱中症になりやすいので要注意です!!

猫の夏バテ(熱中症)症状

猫の夏バテでよくみられるのが、食欲不振です。

 

人間でも夏バテしたら食欲が落ちるのと同じですね。

 

ごはんを全く食べなくない・水を飲まなくなることがあれば受診しましょう。

 

また、夏バテの胃腸の低下で、嘔吐や下痢を繰り返すことがあります。

 

脱水症状を起こすことがあるので早めに受診しましょう。

 

一日寝て過ごすことの多い猫ですが、見るからにぐったりしていて、ご飯の時間も寝ているのでしたら熱中症になっている可能性があります。

 

また、猫は具合が悪い様子を飼い主に見せずに、隠れて回復を待つことがあります。

 

もし隠れている場所が暑いところだったら涼しい場所に移動させて、耳の中がいつもより熱くないか、パディング(口をあけて呼吸すること)していないか様子をみましょう。

 

痙攣や意識が朦朧としてチアノーゼ(舌や粘膜が青紫色になる)の状態になると生命に関わる緊急事態です。

そのままにしていたら、ショック死を招く恐れがあります。

 

呼びかけたり、身体を触っても反応がない時には、一刻を争う事態なので、猫の身体を冷やしながら、動物病院に連絡して症状を伝えて受診しましょう。

 

猫の夏バテ(熱中症)対策

基本的に、夏バテ対策がしっかりと出来ていたら、熱中症までは悪化することはありません。

 

そのために、夏バテにならないような対策をすることが必要となってきます。

 

猫の快適と感じる温度は28度前後、湿度は60パーセントくらい。

 

30度を超えるとストレスを感じるようになるそうです。

 

飼い主が家に居る時には、ケージから出して自由に行き来ができるようにしてあげましょう。

 

猫は涼しいところを探すのが上手です。

 

冷たい床や家具に横たわって体温を下げたり、外からの涼しい風があたる場所に移動したりして快適な場所を探します。

飼い主が留守にする時に、ケージで留守番をしてもらうときには、エアコンを利用することはよく耳にしますが、日中太陽があたる所にケージを置いていると、室温が一気に上昇します。

 

また、エアコンが不意に止まってしまうことがあるかもしれません。

 

そのためにも、ケージは太陽が当たらないところに置き、ケージ内には、保冷グッズを置いたり、扇風機を使って部屋の空気を循環させておきましょう。

(扇風機を使う時には、猫に直接当てないように気を付けます)

 

またエアコンで冷えすぎた時の為に、毛布やブランケットなどを1枚用意しておくと良いでしょう。

 

もし、飼い主が留守中にケージを使っていないのでしたら、市販のクールマットや保冷グッズを置いたり、浴室を自由に出入り出来るようにしておくと、涼を求めて来ることもあります。

(ただし、水難事故防止の為に、お風呂場の水は抜きましょう)

 

我が家は、私が家に居る時には、ケージから出して自由にさせていますが、留守にする時にはケージに入れています。

 

短時間の留守番には、保冷剤をタオルに包んで置き、扇風機を寝床に当てないようにしますが、長時間の留守番の時は、エアコンを28度に設定して扇風機を寝床に当てないように回しています。

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DAISOの保冷剤

保冷材は、ハードタイプをオススメします。

ソフトタイプは、噛んだり引っ掻いたり、破れたら危険です。

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保冷剤をタオルで包むと、前足をチョコンと乗せて涼んでます。

 

また、人間と同じように、エアコンの使い過ぎは、体力・免疫力の低下になるかと思い、午前中は極力エアコンを使わないように心がけています。

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朝の太陽は気持ち良いな~

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2匹で日向ぼっこ中・・・

 

おかげで?今のところ、夏バテせずに過ごせています。

夏バテ(熱中症)に有効なフード・グッズ

・気持ちがいいペットマット(ペットベッド)

↑↑↑画像をクリックすると詳細が見れます。

 

石の総合専門店 夢石のペットマットは、天然御影石なのでノミやダニが発生しません。

 

汚れても濡れたタオルなどで拭きとれるので衛生的ですね。

 

5キロもあるので、簡単にずれることもなく悪戯されることもありません。

 

・いなば CIAO ちゅ~る

↑↑↑画像をクリックすると詳細が見れます。

ピースとちゅらは、食欲が落ちてるかなぁ~と思う時には、ちゅーるや茹でたささ身・マグロをキャットフードに混ぜてあげて食欲を増進させます。

 

ウェットタイプなのでドライタイプよりも水分補給がしやすいです。

 

・スタミノール

↑↑↑画像をクリックすると詳細が見れます。

食欲が無い時の最終兵器。

 

ビタミン、ミネラルなど栄養素がバランス良く配合されていて、自分から食べようとしない猫の口に直接指であげられます。

 

口を開けて舌の真ん中あたりにペチョっとつけてやるとウニャウニャ言いながらも食べさせることができます。

 

これに助けられたという方も多いようです。

 

スタミノールはチューブタイプのペーストで粘り気があります。

スタミノールを指につけた写真

 

 

この他にも市販の夏バテ防止グッズやフードも効果的ですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

人間と同じように、猫にも夏バテ(熱中症)にかかることがあります。

 

猫は話しをすることが出来ないですし、体調が悪くても隠れて回復を待とうとします。

 

飼い主がしっかりと熱中症対策をしてあげて、体調を観察し、快適に夏を乗り切りましょう。